医学部受験指導の雑感

受験指導
現在、医学部医学科の受験指導をする仕事をしているのですが、医学部の問題を時間内に解くのは、至難の業ですよね。

 

昨日解いたものが、こちら↓

 

 

正直、かなり骨が折れる問題でした。60分で誰が完答できるのでしょう(笑)

 

特に、医学部の問題の難易度は、大学ごとにかなり違いますよね。

ひと昔の奈良県立医大の問題なんて、東大の問題よりも難しいと思います。

果たしてテストとして機能しているかが、微妙なところもありますが(笑)

 

また、毎年、大手予備校で医学部受験生向けの、模試や課題の添削・採点をしていて、医学部受験生の数学・物理の出来具合は本当に幅広いと感じます。

また、東大・京大・東工大を受験する生徒の採点・添削をも任されていますが、医学部受験生の方が数学・物理の出来具合に関する分散は大きいです。

 

ただ、数学・物理が苦手な人でも、医学部医学科は絶対に合格できます。

大学に入って医学部生になると、数学・物理に関しては、勉強しなくなります(例外あり)。

だから、受験時にのみ必要になる、大学入学のための手段の一つにすぎないと割り切ってしまうことが大事です。

 

一般に、医学部受験に求められているのは、「時間内でできる処理能力」であるような気がします。

大切なのは、基礎~標準レベルの問題を、いかに短時間で手堅く解けるかです。

問題集のレベルとしては、青チャート、理系数学のプラチカ数学ⅠAⅡBぐらいになると思います。

反復練習あるのみです!!

 

国公立医大の受験は難しいとされていますが、私立医学部も同様にかなり難しいです。

私立医学部を専願で考えている人は、共通テストを受けずに済んだり、科目数が少なかったりはしますが、受験勉強として取り組むべき姿勢は何ら変わりありません。

もちろん、国公立医大を第1志望に据えて、大は小を兼ねるの勉強をできる場合は、それが一番だとは思います。

 

いずれにせよ、努力を重ね、医学部合格をできるだけの絶対的な学力をつけることが、何よりも大事なのかもしれません。

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